コラム一覧へ戻る

写真・LINEの使い方

手書きのメモを撮って送るだけ。それでも立派な報告になる

現場で「ここ、直しておかないと」と気づいて、メモ帳にさっと書き込むことはよくあると思います。四日市のあたりでも、工事や修理、配送、掃除の仕事をしている方から、同じような話をよく聞きます。手が汚れていてスマホに文字を打ち込む余裕がない人も多いです。会社に戻ってからパソコンで打ち直そうとするうちに、忙しさに紛れて忘れてしまうこともあります。せっかく気づいたことなのに、伝わらなければもったいない話です。

結論から言うと、そのメモは清書しなくて大丈夫です。書いたその場でスマホのカメラで撮って、そのまま送るだけで、もう立派な報告になります。字が多少汚くても、丸や矢印だらけでも構いません。むしろ現場の空気ごと伝わる分、電話で口頭で伝えるより誤解が少なくなることもあります。写真を見れば、傷の大きさや汚れ具合もひと目でわかります。やり方は三つだけです。まずメモを書いたら、きれいに書き直そうとせずに、書いた紙をそのまま写真に撮ります。次に、影が入らない明るい場所で紙をできるだけ平らにします。文字が大きくまっすぐ写るように、真上から撮ります。最後に、その写真を送るときに「いつ、どこの現場の話か」をひとこと添えます。現場名か住所だけで十分です。この一言があるだけで、受け取った側は迷わず読めます。写真が増えても、後から探しやすくなります。

ただし、急いで書いた字は、書いた本人にしか読めないこともあります。写真が暗すぎたり、ぶれていたりすると、かえって読みにくくなるので気をつけます。特に数量や金額の数字を書き間違えたまま送ってしまうと、後で困るのは自分自身です。大事な数字や名前だけは、写真とは別に声で伝えるか、短い言葉で書き添えて確認しておくと安心です。それだけ気をつければ、清書にかけていた時間はそのまま丸ごと浮くことになります。

このコラムは、西村利之と山口真が書いています。