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Excel・表の工夫

セルの結合をやめたら、あとの作業が全部楽になった話

毎月の売上表や勤怠表を作るとき、見出しをきれいに見せたくてセルをいくつも結合していませんか。四日市のお店や会社でもよく見る光景です。名前の欄と日付の欄を大きくひとつにまとめて、見た目をすっきりさせている表はたくさんあります。ところがその表を並べ替えようとすると、途中で動かなくなったり、コピーした数字が違う場所に貼りついたりします。フィルターをかけても一部の行しか動かず、結局、直せずに一から作り直すはめになった人も多いはずです。忙しい月末にこれが起きると、本当にがっかりします。

セルの結合をやめるだけで、こうした手間はほとんどなくなります。結合は見た目を整えてくれる分、あとで表を動かす作業をとてもやりにくくしてしまうからです。見た目のきれいさと、動かしやすさは、実は両立できます。

やり方は簡単です。まず、結合しているセルをすべて選んで、右クリックのメニューから「セルの結合解除」を選びます。次に、見出しを真ん中に置きたい場合は、結合ではなく「選択範囲内で中央」という並べ方を使います。見た目はほぼ同じままですが、セルは一つずつ独立しているので、あとから並べ替えてもコピーしても崩れません。最後に、表全体を一度、日付順や金額順に並べ替えてみてください。すんなり動けば、うまく直せた証拠です。並べ替えのボタンを押すだけなので、時間はほとんどかかりません。

ただし、すでに結合されたセルがたくさんある古い表では、解除したあとに列の幅がずれたり、罫線が乱れたりすることがあります。そのときは急いで全部やり直そうとせず、時間のあるときに少しずつ整えていけば大丈夫です。一度に完璧を目指さなくても、表は少しずつ扱いやすくなっていきます。

このコラムは、西村利之と山口真が書いています。