予定・時間の使い方
「今日何やるんだっけ」で始まる朝をやめた、前日5分の習慣
お店のシャッターを開けたとたん、頭の中が真っ白になったことはありませんか。今日は誰が来る予定だったか、注文の返事はもう送ったか、思い出そうとしているうちにお客さんが来てしまう。四日市のまわりでも、朝いちばんの十分をこうやって考え事だけで使ってしまう方は多いと思います。頭の中で予定を組み立てているうちに、電話が鳴ったり誰かに声をかけられたりして、結局思い出せないまま午前中が終わることもあります。それが続くと、一日中ずっと何かに追われている感じが抜けません。夕方になって「あれ、あの仕事やったっけ」と気づき、慌てて対応することも増えていきます。
これは、朝ではなく前の日の終わりに五分だけ時間を使うと、かなり楽になります。考える時間を朝から前の晩に移してしまうのです。まず、店を閉める前か仕事を終える前に、紙でもスマホのメモでもいいので、次の日にやることを三つだけ書き出します。多くても少なくても選びにくくなるので、あえて三つに絞るのがコツです。次に、その三つのうち、いちばん先にやることの横に丸をつけておきます。順番まで決めておくと、朝考える余地が一つ減ります。最後に、その紙を次の日いちばん最初に目に入る場所、たとえばレジの横やパソコンの前、車のハンドルの近くなどに置いて帰ります。朝それを見るだけで、考えるより先に手が動くようになります。
もちろん、急な電話やお客さんの都合で、書いた通りにいかない日もあります。そんな日は三つのうち一つできれば十分だと考えるようにしています。毎日きっちり守ろうとすると疲れて続かなくなるので、できなかった日があっても気にせず、また次の晩に三つ書くだけでいいと思います。三つ書く習慣そのものが、じわじわ朝を軽くしてくれます。
このコラムは、西村利之と山口真が書いています。
