予定・時間の使い方
休みの日に仕事の電話が来ない仕組みを、少しずつ作る
休みの日にお店や会社の電話が鳴って、つい出てしまうことはありませんか。四日市のある工務店では、日曜日の夕方に取引先から急な確認の電話が入り、家族との食事が中断されました。四日市の別の美容室でも、定休日にお客さんから予約の電話が何本もかかってきます。結局、休んだ気がしないと困っていると聞きました。休みの日でも「出ないと申し訳ない」と感じて、つい対応してしまう人は多いです。
結論から言うと、休みの日の電話は、少しずつ減らせます。一気に全部を変える必要はありません。小さな工夫を一つずつ重ねるだけで、休みの日に鳴る電話はぐっと減っていきます。やり方は三つです。まず、留守番電話の案内文を変えて、休みの日と対応できる時間をはっきり伝えます。「本日は休みです。翌営業日の朝に折り返します」と一言添えるだけで十分です。次に、よく聞かれる質問への答えを紙に書いて、店の入り口や玄関、レジの近くに貼っておきます。営業時間や休みの曜日、急ぎのときの連絡先を書いておけば、電話をかける前に気づいてもらえます。最後に、本当に急ぎの相手だけには、別の連絡先を伝えておきます。「休みの日はこの番号にだけ連絡してください」と一言添えるだけです。全員に同じ番号を教えるのではなく、本当に大事な相手だけに絞ることが、休みを守る一番の近道です。
ただし、これで電話がすぐに完全になくなるわけではありません。長年の癖で、休みの日でもつい電話をかけてしまう取引先やお客さんもいます。それでも、案内文を変えたり紙を貼ったりするだけで、電話の数は少しずつ減っていきます。焦らず、まずは一つだけ試してみて、様子を見ながら次の工夫を足していってください。
このコラムは、西村利之と山口真が書いています。
