予定・時間の使い方
やることリストが長くなりすぎたら、3つに絞っていい
朝、事務所に着いてメモ帳を開くと、やることが十個以上並んでいます。どこから手をつけていいかわからなくなります。電話の対応をしながら、頭の中では請求書のことや来週の納品のことが気になります。返事をまだ書いていないお客さんの顔も、いっぺんに浮かんできます。あれもこれもと手を出すうちに、気づけばお昼になっていることもあります。結局どれも中途半端になってしまい、夕方には疲れているのに何も終わっていない気持ちになります。
結論から言います。やることリストが長くなりすぎたら、その日にやることは思い切って3つまでに絞ってしまって大丈夫です。全部を今日中に終わらせようとするから、気持ちばかり焦って、かえって手が止まってしまいます。3つに絞ると、今やるべきことがはっきりして、体が自然に動きやすくなります。残りの七つは、消えたわけではなく、あとで並べ直せばいいだけです。やり方はとても簡単です。まず、頭に浮かんでいることやメモに書いたことを、全部そのまま紙に書き出してみます。次に、その中から「今日終わらないと困るもの」だけを3つ選んで、丸をつけます。最後に、丸をつけた3つ以外は、いったん見えないところにしまってしまいます。付箋なら裏返しておく、メモ帳なら次のページに移しておく、それだけで十分です。丸をつけた3つが終わったら、余った時間で他のことに少しずつ手をつければよいのです。頭の中に置いたままにせず、目に見える形にしておくことが一番の目的です。
ただ、急な電話やお客さんの対応が続くと、3つすら終わらない日もあります。そういう日は、無理に3つにこだわらず、1つ終わっただけでも十分だと思ってください。終わらなかった分は、また明日、新しく3つ選び直せば、それで大丈夫です。
このコラムは、西村利之と山口真が書いています。
