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お店の日々の工夫

発注のしすぎ・し忘れが減る、売り場の写真1枚

火曜日の朝、四日市のある雑貨店で、店主さんが棚を見ながら「これ、先週も頼んだっけ」と首をかしげていました。記憶だけで発注していたので、同じ商品が二重に届いて棚の奥で眠ってしまうこともありました。逆に、人気の品が急に切れて、お客さんをがっかりさせることもあったそうです。忙しい日が続くと、棚をじっくり見比べる時間もなくなり、いつも急いで数を決めてしまいます。頼む人によって判断がばらばらになるのも、悩みの種でした。

こんな時は、発注する直前に棚の写真を1枚撮っておくと、多すぎる発注も、頼み忘れもぐっと減ります。まず、発注をする曜日と時間をあらかじめ決めて、その直前に棚全体をスマートフォンで1枚撮ります。立つ位置と角度をだいたい同じにしておくと、あとで見比べやすくなります。次に、発注する時に前回撮った写真を並べて見て、実際に減っている商品だけを頼むようにします。写真があれば、勘だけに頼らず、目で見て確かめながら数を決められます。担当の人が変わっても、同じように判断できるようになります。最後に、撮った写真は日付を入れた名前をつけて、携帯電話の中の同じ場所に残しておきます。フォルダを1つ作っておくと、迷わず探せます。次の発注日には、すぐに見返すことができます。何か月分もたまってから見直すと、季節ごとによく出る商品も自然と分かってきます。夏に売れる品、冬に動きが鈍る品も、写真を並べればひと目で見えてきます。

ただし、写真だけでは、地域のお祭りや運動会、急な天気の変化による売れ行きの変化までは読み取れません。そうした特別な日が近いときは、写真に加えて、これまでの経験も合わせて考えてみてくださいね。撮り忘れた週があっても、気にせずまた次の週から続ければ大丈夫です。

このコラムは、西村利之と山口真が書いています。