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お金まわりの記録

「あれ、入金まだ?」に気づける、シンプルな一覧の作り方

月末に通帳を見て、あの取引先からの入金がまだだと気づく。そんな経験はありませんか。先月分の請求書は確かに送ったはずなのに、通帳を何度見返しても入金の記録が見当たりません。相手が忘れているだけなのか、こちらの確認漏れなのか、その場では分からず困ってしまいます。しかも催促の電話は気まずくて、つい後回しにしてしまいがちです。気づくのが遅れるほど、催促のタイミングもどんどん遅れ、月をまたいでしまうこともあります。頭の中の記憶だけで管理していると、忙しい月ほど見落としが増えてしまいます。入金の遅れに早く気づくコツは、実は難しいことではありません。取引先ごとの入金予定日と、実際に入金があった日を、一枚の紙に並べて書くだけです。ノートの片隅でも、カレンダーの余白でも構いません。それだけで、どの取引先の入金が遅れているのか、ひと目でわかるようになります。

まず、今月請求書を出した取引先の名前と金額、支払い予定日を、一枚の紙に書き出します。次に、予定日を過ぎても入金が確認できない取引先には、その行に赤い印をつける決まりを作ります。入金が確認できた行には、別の色で線を引いておくと、残っている分だけがすぐに目に入ります。最後に、週に一度、曜日を決めて一覧を見返す時間を五分だけ作ります。月曜の朝など、決まった時間にしておくと忘れにくくなりますし、いつも遅れる取引先も見えてきます。

取引先の数が多いと、一覧を作る手間も少し増えます。印をつけ忘れると、せっかくの一覧も役に立たなくなってしまいます。それでも、通帳を毎回めくって確認するより、ずっと早く入金忘れに気づけるはずです。今月の請求書だけで、まず一枚作ってみてください。

このコラムは、西村利之と山口真が書いています。