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守る・備える

スマホをなくした日のために、今日やっておく2つのこと

配達の合間にお客さんとメッセージのやり取りをして、注文の写真もスマホの中にまとめている。そんな四日市のお店や会社は多いと思います。取引先の電話番号も、値段表の写真も、振込先を書いたメモも、全部あの一台に入っています。作業中にポケットから落としたり、車の座席に置き忘れたまま次の現場に向かってしまうこともあるでしょう。そうなったとき、その日の仕事がどれだけ止まるか考えたことはありますか。拾った人に中を全部見られてしまうかもしれません。実際には、なくして初めて困る人がほとんどです。

結論から言うと、今日のうちにできることは二つだけです。まず、画面を開くときの暗証番号を変えてください。誕生日や電話番号の下四桁のような、分かりやすい数字は避けます。ほんの一分の作業ですが、拾った人にすぐ中を見られる心配がぐっと減ります。次に、大事な連絡先や写真を、スマホ以外の場所にも残しておきます。よく使う取引先の番号は紙に書き写し、手帳や引き出しに入れておきましょう。商品や現場の写真は、家やお店のパソコンにも保存し直しておきます。あわせて、電話を止める手続きができる電話会社の窓口番号も、その紙に書いておきます。これで、当日すぐに動けます。家族やお店の誰かに、なくしたときにまず誰へ連絡するかも、今のうちに決めておきましょう。

もちろん、この二つで全部が守れるわけではありません。パソコンに保存した写真や連絡先も、いずれ整理し直す必要は出てきます。それでも、暗証番号を変えて紙に書き写す、この二つだけなら今日中に十分終わります。もしもの日のために、今のうちに少しだけ手を動かしておくと、当日の慌て方がまるで違います。落ち着いて次の一歩に動けるだけで、気持ちがずいぶん楽になりますよ。

このコラムは、西村利之と山口真が書いています。